晴れた午後の太陽が、活気溢れるファナンを包む眩しさに目を細め。
穏やかに寒さが近づいてきたような、冷気を帯び始めた空気を肌で感じて。

感じる空気をひとつ吸い込み、ネスティはモーリン道場の縁側で本を読みふける。





第42夜





いくつもの文字の羅列が並ぶそれは<召喚術の高等学書>。
召喚師見習い・・もとい、召喚師を目指し、理解しようと励む者には欠かせない本の一つだ。
本を包むのは青黒い皮のブックカバーで、その隅の所に作者名が書かれてあるのだが、
そこそこに高名な召喚師であることだとネスティの記憶にあった。

パラ・・。

ページの捲る音が緩やかな風に流される。
同時にネスティの黒髪も攫い、冷気を帯びているそれを心地良く感じて彼は目を閉じた。


彼が好む、静かな、穏やかな時間が流れていく。


けれどそれはつかの間のことだった。
木造の床が軋む音に何気なく振りかえると、そこにはアメルが立っていた。
しかも彼女の細やかな気遣いをあらわすかのように、ちゃんと温かな茶が乗ったお盆つきだ。


「ネスティさん、お茶でもいかがですか?」

「ありがとう、アメル・・君はもう大丈夫なのか?」

「はい、おかげさまで」


アメルは一度微笑んで床に膝をつくと、縁側に腰を落ち着けているネスティの傍らにお茶を置く。
置いた際に、分厚い陶器の中で緑色の液体が湯気を出しながら揺れ、ネスティはそれを手に
とって口に運び、一度軽く喉に通し、温かなそれに、ほっと一息つく。

最初はこの、シルターンの独特の飲み物である<緑茶>を飲んだときは顔をしかめたが(マグナ達は噴いていた)、
慣れればそれなりに美味しく、心なしか穏やかな気持ちにもなれるような気がする。


「・・良い天気だな」

「そうですねー・・」


目を細めて空を見るネスティにつられ、アメルも空を見上げて眩しそうに目を細めた。
清天の空には白いカモメが空を飛び、のんびりと、ゆっくりと羽ばたいて街を巡り、
青色の海も太陽に照らされ、涼しげな波の音を立てて退いてを繰り返す。


久しぶりに見た、心癒される光景。


「そういえばネスティさん、何を読んでいたんですか?」


アメルはネスティの手にある本を見つめ、問いかける。
ネスティは“召喚術の本だよ”簡単に説明し、再び本を開いた。
開いているページには文字がぎっしりと詰まっていて、アメルは少し眉をひそめる。


「ネスティさん、こういうの、いつも読んでるんですか?」

「そうだが?」

「・・・あたし、トリスさんやマグナさんが頭を抱える気持ちがちょっぴりわかっちゃいました・・」

「?」


頭痛そうにこめかみに指を押さえているアメルを、ネスティは不思議そうに見る。
そんな彼に”ネスティさんってば本当に本の虫というか、勉強好きというか・・”と内心呆れつつ、
開いているページを再び覗き込む。

“輪廻の理”と書かれてあるのを、アメルは見た。


「ネスティさん、それに“りんねのことわり”と書かれてあるんですけど・・」

「アメル、盗み見は良くないと思うが?」

「盗み見ってそんな・・大げさですよ?・・・・でもごめんなさい、ずっと寝ていて暇だったんです。
それにさんやトリスさん達まで何処かへ出かけちゃったから・・退屈なんで。
今、道場にいるのはあたし達だけなんですよ?」

達のことは知っているが・・・皆出かけているのか?」


あんな大勢が一気にいなくなるなんて、なかなか珍しい。
そんな気持ちが表情に出ていたのか、アメルも小さく笑みを零して、彼らの行動を上げていく。


「ケイナさんとフォルテさんはミニスちゃんとペンダントを探しに。
レシィくんとレオルドさんは夜ご飯の材料を買いに、リューグは砂浜で稽古、カザミネさんは逃亡中ですって」


彼女の言葉にネスティは少し考えて                取り合えず、ツッコミを入れた。


「カザミネさんが逃亡中と言うことはどういうことなんだ?」

「はい、なんでも“ここにいるとケルマ殿がやってくるので何処かへ隠れているでござるよー”って、
フラフラしながら出て行ったきりです」



(爽やかに)恋愛って素敵ですね



・・・・・・・・・・・・・・・それに恐怖を感じる僕はおかしいだろうか・・(汗)



何となくカザミネを哀れに思いながら(ケルマのあの行動力は尊敬に値すると思う)、
ネスティはため息をついて、引き続き質問をした。


「モーリンやロッカは?」

「モーリンさんは下町の方たちの所に用心棒で、ロッカは・・・     ちょっと、一人になりたいって」


そこまで言ってアメルは俯いた。
”少し出かけてくるよ”と、小さく笑んだ兄の表情はなぜか、悲しげに見えて       ・・。


とても、気になる。


・・・リューグと双子の兄の、ロッカ。
控えめで、落ち着いた人柄で・・リューグと自分を大切にしてくれている、優しい人。

守ってくれてきた人。

けれど弟のリューグのように、どこか、自身を傷つけている。




自分を、責め続けている人       ・・。




「・・・・」

「・・・・」


沈黙が二人の間に舞い降りる。
だがそれもアメルの掠れた声に打ち破られて。


「・・一人になりたいときが誰にだってあるのはわかってます」


膝の上にある拳を弱く握って、アメルは言った。

そう、誰にだって一人になりたいときはある。
けれどどうしても、気になるのだ。


彼のあの様子は、まるで酷く傷ついていたような気がするのだ。


静かな、静かな、沈黙。
アメルの言葉が終わって、ネスティはまたお茶を口にして      空を見上げて、呟く。


「なら、見守るんだ」

「・・・・」

「彼が自分で解決させようとしているのなら、君は見守ってあげるべきだ」

「っ・・でも」


思わず泣きそうになった。
見守ってばかりで、それで家族を失ってしまったら、きっと一生後悔するのだ。
失って、大地の土に還って、そして失ったことをぼんやりと心に残して生きていく。


それは、あんまりだ。


「だが」


ネスティの言葉が、途中で切れた。
それにふっと顔を上げれば、彼はただ、緑茶の渦を見つめながら穏やかに、小さく笑んでいた。


       どうしても我慢が出来なかったら、無理矢理引き上げてやるといい」

「え」

「消えそうだと思ったら、引き上げて、無理矢理連れ戻してやればいい。
そうさせられたら相手は呆れしか出てこなくて、消えようなんて気がなくなる」



そう思った。
少なくとも、自分はそう思ったのだ。




”おかえり、ネスティ”




あの時に、自分は多くを知った気がした。


独りで生きていくことも。
独りで死んでいくことも、怖くて。
知られることが、恐ろしくて。
離れていかれることも、嫌悪されることも恐ろしくて。
もう、どうしようもなくて苦しくて、辛くて、悲しくて、寂しくて。

消える、死ねることが、何もかもから解放されるように思えて。
それがとても魅力的な誘いで、本当に消えたいと思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・けれど。



”ネス、温かい”



彼女は、見て、知ってしまったのに。
遠い場所まで走って、暗い世界から連れ戻して、引き上げて。
血肉に混ざった機械の部分に、震えながらも、触れて。



”温かい”と。



”おかえり”と、言ってくれて。





                   生きよう、と思った。




今まで、長年に渡って悩んでいた。
けれどあの言葉を聴いて、”消えたい”と思っていた心は解けて。

本当に、心から、”生きよう”と。

単純かもしれないが、生きようと、思った。




もう少し、頑張ろうとも思った。




「・・もう、少し・・見守ってやるんだ。それにロッカはしっかりしているし、
何かがキッカケで、自分で解決するかもしれない」

「・・はい・・・ふふっ」


おかしそうに目を細めて、アメルは声を零す。
それにネスティが緑茶を飲みつつ不思議そうに彼女を見やれば、アメルはいつになく、
穏やかな笑みを浮かべて。


「今、さんを思い出していたんじゃないですか?」


ブハッッ!


緑茶噴出。
噴出してしまってネスティは何度もむせ返り、”一体何を?!”と言ったような表情でアメルを見て。
アメルはやはり、微笑んで。


「あ、やっぱり当たりですね!ネスティさんって意外とわかりやすいんですねvv」

「な、な、何を・・わかりやすいって・・・」

「・・・とても優しい表情でした」


呟いて、目を伏せて、アメルは小さく笑む。
それにゲホッと一度むせて、アメルの顔からそっぽ向いて、彼は本を開き、
目で文字を追い始めた。


「僕は別に、あんな猪娘を思い出してなんかいない」

「いいえ、ネスティさんは絶対思い出してましたよ!」

「根拠がない」

「絶対思い出してましたってば!・・もぅっ、素直じゃないんですね。リューグみたい」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(そこまで言うか)」←リューグに失礼だぞ


アメルは頬を膨らませながらも緑茶を飲み、ふーっと一息ついて、空を見上げて。


「いいお天気ですねー」

「・・・・・・・・ああ」



         ネス」



アメルとネスティが振りかえると、マグナがこちらに向かって歩み寄って来ていた。
深い色の短髪を風に攫わせながら近づいて来れば、いつも笑顔が浮かんでいたその表情は真剣で、
妙に様子がおかしい。

ネスティは自然と、眉をひそめる。


「マグナ、どうした?」

「どうしたんですか?マグナさん」

「・・あのさ、・・二人とも、の事について何か知らないか?」

?」


マグナは頷いてネスティの顔を見た。
だがネスティは首を横に振って“知らない”と答える。


「・・そっか」

「マグナ、に何かあったのか?」


ネスティの表情が、少し、心配そうなモノに変わった。
以前のネスティなら、ラウル師範達を除いた他の誰かを、表情に出すほどまでに心配するなんて、
有り得なかったのに。

思わず、マグナは眉を歪めてしまった。



のおかげネスは変われたんだと思う



(・・でも・・)


自分たちは信頼されていると思ってた。
でも、彼女は何も言わない。
何も伝えない。
ただ側にいてくれて。
包んでくれる。

そんながデグレアと何かの関りがあったと聞いたら、ネスは何て言うだろうか?
傷つく・・かもしれない。


(嫌だ、それだけは)


マグナは無理矢理笑みを浮かべて、しどろもどろに返答を返した。


「・・あはは、に・・何かあったわけじゃないんだ。
ただ・・は他の世界から来たからどんなのかなって思って・・」

「そうなのか?ならそんな深刻そうな表情をしないでくれ」

「ごめんごめん」


軽く手を上げて詫びを入れ、マグナはそそくさとネスティ達の元を離れていった。
そんな弟弟子に呆れたため息を吐きながら、ネスティは呟く。


「一体何なんだか・・アメル?」

「あ、あたしもちょっと用事が出来ちゃったので・・それじゃ・・」


アメルは離れたマグナの後を追う。
彼も、まるでロッカのように見えたのだ。


困惑して、悲しくて、苦しい想いを抱えているような


そんな表情をしていたものだから


「マグナさん!」

「・・アメル?」

「・・あの・・何か、あったんですか・・?」


遠慮がちな問いかけに、マグナは俯くことしか出来なかった。



レオルドの言葉に、どうにか納得した気持ちだったけれど



これから先で彼女は”敵になってしまうのではないか”と考えると



・・それに動揺が生まれる



同時に、に感じるあの温かさが



今・・酷く愛しい



「何でも無いよ。本当に大したこと無いから・・・ありがとう」


笑顔だった。
マグナは、いつもの笑顔だった。
だがアメルはそれが、やはりロッカと近いモノだと思った。


「・・・はい」


けれど、それ以上聞く事が出来なかった。
返事を返したアメルに、マグナはまた一度笑って、そのまま道場の門を抜けて出て行く。


アメルは彼の後姿を見送って、ため息をついて。



再び、空を見上げるのだった             


















さて皆様



あたし達“変態含めても蒼の花探そうぜ探検隊”は昼食を取っています



ハサハ(ラブリーvv)が所望する、“おあげ”を重点的に討論した結果



蕎麦所<あかなべ>に決定致しました







「はい、さん、アーンvしてくださいvvv」

「・・・・・・・・・・・・・・・・(無言で蕎麦をすする)」


あたしは隣りに座っている変態から目を背けて、ただひたすら黙々と、
ズルズルと音を立てて蕎麦をすする。
しかしレイムは酷く恍惚とした表情で箸をグッと握って、ガッツポーズ。


「ああ・・その蕎麦をすする音すら甘美な音楽に聴こえます・・!
ビューティフル・ハーモニー・・!



蕎麦すする音がハーモニーだなんて有り得ねえ(吐)



あたしは蕎麦を吐きそうになりながらも何とか抑え込んで、再び蕎麦をすする。
こんな所で吐いたらシオン大将に迷惑がかかる・・!・(それだけは絶対ダメだわ・・!)


「それにしても・・さんと一緒に蕎麦をすすれるなんて・・これ以上の幸せはありませんね。
あ、いや、あります!・・・・・それは何だか知ってますか?さん」

「・・・・・知らない、寧ろ知りたくない。蕎麦がマズくなるから黙っててくれない?」

「(無視)知りたいですか?!そうですか!
それはさん、貴女が私の胸に飛び込んでくれるその一瞬です!
・・・・・・と、いうよりそんなシチュエーションを希望大なのですが・・」



とゆーわけでさん、カモン!(両手広げて)



逝け



あたしは手に持つ箸を握り潰しそうになりながらも、向こうで楽しそうに話しをているトリス達を見た。
・・・・あー、あっちはほんと、パラダイスなのに・・・・。(何でこんな地獄に落ちてるんだあたし)


しかし、しょうがなかったのだ。
この<あかなべ>に入った時は席が満員に近く、離れ離れな所にしか席が空いていなかったのだ。

だがそれは、まだいい、そこまでは許そう。

しかしレイムがあたしを無理矢理引きずって。
隣り同士の席に無理矢理つかせたのは許せない!(バキッ!)←箸、破損

そして自然と、トリス達は向こうの方で空いていた席に着席。
・・・・・・・そのときの絶望感を思い出すと、テーブルにがっくりと額を当てて突っ伏する。


「・・はぁー・・どうしてあたしはこんな奴に好かれるんだろう・・・?(ため息)」

「それは貴女だからですよ・・、はい、アーンvv」

いらん!ってか理由になってない!前にもどこが好きなんだーって聞いた気がするけど、
あんたは全部って言うからわかんなかったわ!さぁ、ちゃんと答えなさいよ!!」


レイムはきょとんとしたような表情をして、また嬉しそうににこりと微笑んだ。


「貴女だから、好きなんですよ?」

「〜っ!!////」


あたしはその笑顔に思わずそっぽ向いて蕎麦をすすりはじめる。
レイムはそんなあたしの反応を見て、本当に嬉しそうに笑った。


「ずっとこうしていたいですね」

嫌(即答)

「そんなに照れなくてもいいんですよ?・・それに、私は貴女といるこの一瞬が・・とても幸せです」


飲んでいた水をブッ!っと吹き出して、あたしは変な目でレイムを見た。


「・・あんたさぁ、そんな事言って恥ずかしくないの?」

「恥ずかしくなんかありません。
・・・・・命とは、儚いものです、自分の気持ちを伝えられず、“死”という形で
別れてしまうこともあります・・それは酷なことです」

「・・・・・それじゃ、あたしが死んだらあんたは泣いてくれるわけ?」

「死なせませんよ」


レイムはカタンっと箸を置いて、あたしに微笑んだ。


「・・今度こそ貴女を守りますから」

「?」


あたしは首を捻る。
今度こそって何よ???

取り合えず、あたしは”ふーん”と返事をして蕎麦をすすり、ふと・・・思い出す。
この男は悪魔で、人間なんかアウト オブ 眼中で(寧ろオモチャとして見ているだろう)、
本当に<人を好きになる>という感情を持ち合わせているのか?


「あんたでも人を好きになれるんだ」

「?」

「いや、レイムはさ、人を好きになれるの?」

「・・・・・どうして、そんな事を思いますか?」


一瞬、ギクリとした。
彼の目には、あたしがレイムの正体を知っているだなんて映っていない。
あたしは平静を装いつつ、言葉を続ける。


「なんとなく。・・・あんたはキレイなお顔をしてるから、その辺の女やあたしなんか、
すっごいブスに見えるんじゃないかと思っただけよ」

さんに褒めてもらえるなんて・・!(キラキラ<幸せの絶頂)」

・・・口さえ開かなきゃの話だけどね・・・(その正体(変態部分)には百年の恋も冷めるよ)」


あたしは引き続き、蕎麦をすする。
レイムはそんなあたしをじっと見つめて、自らも箸を手にとって。


「そうですね」

「?」

「私は知りませんでした。
他人を愛するなどという感情を、愚かに思っていましたから」


何だか(レイムにしては)真面目な発言に、思わず箸が止まってしまった。
レイムは箸を持ったまま続ける。


「・・・・私は、気付くのが遅すぎたのです」

「え」

「初めて会ったときに、私は他の存在では感じなかったモノを感じたというのに。
なのに私は気付かず          そのまま通り過ぎた」


目を伏せて、彼は言う。
”気付かず、通り過ぎたのだ”と。


(・・どんな人なのかしらね?)


ふと、そんな事を思った。
レイムが、初めてそういう感情を持った人物。

・・少し、からかうように問いかけてみる。


「あたしとその人、どっちが好き?」


そういうとレイムは、酷く驚いたような表情を見せた。
まるでそんな事を考えたこともなかった、とでも言うように。
・・おいおい、好きだ愛してると言ってた割には随分悩んでるじゃないのよ、あんた・・!


「それは、その、そうですね・・・」

「いや、そんな真剣に考えなくていいよ。
っていうかあたしもあんたの”好き”はほとんど信じてないから」


だから本気で受け取らず、ドカスカ殴り倒してるんだけどね


レイムの不思議そうな視線に、あたしは一瞬、言おうか言うまいか躊躇した。
でもやっぱり、言うことにする。


「あんたは、その人の事が好きなんだよ。
あたしじゃなくて、その人の事が好きなの」


レイムの目が、今までにないくらい見開かれた。
とても珍しいけど、困惑の色まで浮かんでいる。

あたしは彼に苦笑した。


「あたしを重ねてるだけよ、その人に」

「それは、違います」

「ううん、そうよ。・・・レイムはあたしを見てないよ」


今までは、あの変態的行動のせいで気付かなかった。
でも、メイメイの館で見えたあの青の世界。
・・あの時に、彼は死んでいるであろう女の人に、言ったセリフ。




”貴女が再び転生し、現れるまで私はここで生きます”




”貴女の魂に休息はない”




”貴女は必ず、またすぐに現れる・・・・          そして今度こそ”




・・・・その時に、思ったのだ。




<彼は、あたしや彼女に、誰かを重ねて見ているのではないかと>



見てくれないことに、別にガッカリした気持ちとか、そういうものは湧き出てこない。
ただ、身代わりにされるのだけは御免だ。


「レイムがね、あたしを見る目は優しいとは思うよ。
でも本当は、その目はあたしに向けられていないって、何となくわかる。
・・・こうして協力してくれてることには、感謝してるけど」


彼は、あたしを好きだと思っているから、こうして協力してくれている。
でも本当は、あたしを別の誰かに重ねているのだ。
今そのことを彼に気付かせたら、彼は協力を辞退して、さっさと敵に回るかもしれない。

でもあたしは、あえて今、指摘した。


「さっきの、あたしとその人がどっちか好きかって聞かれたとき、答えに詰まったのがいい証拠。
・・・よく考えてみなよ、レイム」

「考える?」

「・・レイムの中に、本当に誰がいるのかを」



レイムは、悪魔だ


後々にトリス達を騙していたことを平然と嘲け笑い、敵に回り、いつか戦う相手


でも、そんな彼でも、一人の人を想っている


不器用な、恋だと思う


だから、さっさと気付かせてやりたいとも思うのだ



       少なくとも、今は敵じゃないし



「・・・・・・・さん、今、私にそのことを気付かせれば、”蒼の雫”の場所に辿りつかないかもしれませんよ」

「うん、わかってるよ(今、今後の展開に危機を感じている所よ・・!<滝汗)」

「・・・貴女は、正直な人ですね」


レイムがふっと、笑みを零した。
酷く、酷く・・・どこか、温かみのある笑みだ。


「たまに馬鹿正直だと言われませんか?」

ほっとけ!(言われたことないけど失礼な!)

「・・いえ、そういう人は、色んな意味で好感が持てますよ」



は?



レイムの表情が一変した。
背景にキラキラをさせたオーラを放ちながら、レイムは蕎麦を掴んだ箸をあたしの口の前に持って来て。


ますますさんが好きになりましたよ!!はい、アーンしてくださいvvv




・・・・・・・・・・・・・・・・・・気付かせてやったつもりなのに。




どうしてこうなるよ




”あんたの思考回路はどうなっとんじゃーーーーーー!”と、レイムに張り手(女としては禁断の相撲技)を
食らわせ、彼の要求を拒んだ。(アホだよ!真剣にアホだよ!!)


「もー!あんたみたいなアホは初めてよ!つける薬もない!!」

「わ、私がさんの初めてだなんて・・!(恍惚)」

「こいつ超アホだーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」


「おや?さんの恋人の方ですか?」


あたし達の後ろから声がかかって、あたしは驚いて後ろを向く。


「た、大将?!」

「いやいや、お邪魔してすいませんねさん・・はい、これが伝票です」


穏やかな笑みを称え、<あかなべ>の店主であるシオンが伝票を差し出した。(ここの蕎麦はほんと優しい値段!)
真っ直ぐな、長い黒髪や整った顔立ちにいつ見ても惚れ惚れしてしまう。
・・イイ!最高だよ!芸術だよ大将!!(拳グッ!)


「っていうか、いえいえ!お邪魔しちゃってください!!
でもこいつとは絶対恋人じゃありませんから!」

「まさかさんに恋人以上に見てもらえてるなんて感激ですね!」

「ああもうあんた五月蝿いよ!」


隣でうっとりするレイムの足を本気で踏みつけ、あたしはにこにこと見てくるシオンを見上げた。


「いやはや・・仲がよろしいですね」

「違ーーーーーーーーーーーーう!大将!!違うってば!!」


あたしは全面否定した。
何ていうかもう、ぶっ倒れたい気分だよ!大将!!


「違うんですか?」

「神に誓って!」


びしっと挙手をするあたしを、シオンはじっと見つめて。
やがてまた笑みを浮かべて、彼はあたしの顎を軽く掴んで上を向かせると、
細い目を少し開いて、あたしを見下ろした。
何事ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?!!!!


「た、タイショー?!(美形ー!)」

「それでは・・私がさんを貰っても大丈夫という事ですね・・?」

「え?!えええええええええ?!??!?」



うわー!うわー!!

長い髪が頬にかかルー!!

ってか、めっちゃかっこいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!



”思わずオッケー!と言いたくなる・・!”などとプチ混乱を起こしていれば、
レイムの腕があたしの胸の前に伸びて、肩を掴むとシオンから引っ手繰るように
引き寄せて、自分の方へ抱きしめた。


「ぎゃー?!」

「人の恋人に手を出すのはここの店の趣味なんでしょうか?」

「誰が恋人だ!!(聞けよ!)」

「・・貴方にこの人は渡せませんよ、<あかなべ>の大将さん?」


レイムの細い腕に、ギリリっと力がこもる。
酷く強いその力に痛みを感じて、あたしは思わず顔を歪めた。
力・・かなり強いってばー!!(痛いー!)


「い・・イタ・・!」


レイムは、シオンを見る。
シオンも薄く目を開いてレイムを見る。
その間に力がますますこもって来て、あたしはくぐもったうめき声をあげる。


「いた・・い・・レイム・・!」

「そろそろ・・離してあげなさい、お客さん。痛がってますよ?」

「・・・・」


レイムはするするとあたしを離して、あたしははーっとため息を吐いた。
あー・・苦しかった・・(沈)


「ってか、からかい過ぎよ、大将!おかげで三途の川を見ちゃったじゃないの!
レイム!あんたも少しは手加減しなさいってば!!痛かったんだからね!!」

『・・・・・・・・・・・・(とてつもなく鈍い人だ・・)』


あたしは二人に怒ってから、ガタンっと席を立つ。


「とにかく、大将。ご馳走様でした・・また今度バイトしに来るからよろしくね!」

「はい、いつでも来て下さい・・お待ちしておりますよ」


シオンはあたしの頭を優しく撫でて、微笑んだ。
くぁー!ナイスな表情!!す、素敵ー!!


「(ああでもやっぱ何となく恥ずかしい・・!)あ・・あはは・・それじゃ・・レイム、行くよー!!」


あたしはレイムの肩を掴むが、レイムはにこりと笑って。
レイムが食べていた箸と蕎麦が乗った皿を差し出してきた。
・・何?

「・・何よ、まだ残ってるじゃない」

「アーンvして食べさせて欲しい最後の一口ですvvさぁ!さん!!」



未来の夫に食べさせてくださいませ!!









その言葉にあたしは問答無用でレイムに蕎麦の乗った皿を投げ付けて。
蕎麦所<あかなべ>を騒がせたことは言うまでも無い・・。



迷惑掛けてごめんなさいでした(土下座)





















が蕎麦まみれのレイムを引きずって目的の場所へ向かっている頃。


場所は変わって聖王都・ゼラム。
・・そこで大事件(?)が起きていた。





蒼の派閥のギブソン・ジラールは、いつものケーキ屋にいた。

だが目の前にある、信じられないような光景を目にして、彼は身動きが取れず、固まっていた。
その背景には『ガガーン!』という効果音がついて良いほどだったかもしれない。

とにかく彼は固まっていた。

・・・・・・相棒のミモザ・ロランジェは呆れたような表情をしていたが。
ギブソンは、苦しそうな声を絞り出して、ガタンっとテーブルに手をつける。


「な・・何て事だ・・・!」


彼の目の前の商品棚には、“オレンジシフォンケーキ”の札。

だがそこには何もない。
ようするに売り切れである。
ギブソンは苦痛の表情に顔を歪め、頭を抱えながら床に膝をつく。


「・・う、売り切れ・・・?!そんな事があっても良いのか?!いや、良くない!!(反語)
私はこの限定品“オレンジシフォンケーキ”の為に何日カレンダーに×を付け続けて楽しみに
待ち続けていたというんだ・・?!」

「・・・アナタ、本気でカレンダーに×を付けてたわけ・・?(呆)」

「ああそうさ!ミモザ!いいかい?この“オレンジシフォンケーキ”はタダのケーキとは違うんだ。
完全に熟すまで樹につけているオレンジをもぎ取り、農薬等を一切使っていない自然の恵みの
最高峯とも呼ばれているほどのオレンジと、最高の甘味を出すクリームを使って云々・・」

「あーはいはい、スゴイのはわかったから諦めなさいよ。他のを買えばいいじゃない?」

「嫌だあああああああああああああああ!!!!(泣)」


ミモザにズルズル引きずられながらも、ギブソンの瞳は“オレンジシフォンケーキ”の棚に釘付けだ。
その途中で配達帰りのパッフェルが出て来て、相変わらずの笑顔で言い放った。


「そんなに楽しみだったのでしたらー、予約しておけば良かったんじゃないんですか〜?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガクッ・・・・・・・・。



ギブソンはその一言で気絶した。



「あらー?ギブソンさーん?大丈夫ですかー??」

「いいのよ、パッフェル。黙らせる手間が省けたからこのまま寝かしておいて」

「はぁ〜?・・でもこの“オレンジシフォンケーキ”・・あちらのお客様がほとんど買われてしまった
ものですから売り切れちゃったんですよ・・。本当にすみません」

「?」


ミモザは何となく<ケーキを買い尽くしたお客>の方を見て・・眼鏡がズルっと落としかけた。
目が見開かれ、あまりの驚きに一瞬、息することすら忘れたようだ。


「?ミモザさーん?」


ミモザはギブソンを引きずりながらその客が座っているテーブルに歩み寄る。
そして少年の肩をポンっと叩いた。


「・・ハヤト?」

「え?」


ハヤトと呼ばれた少年はくるりと振り向いて、ミモザを見上げた。
そしてしばらく間があいて、驚きと嬉しい感情が混ざった笑顔がミモザに向けられた。


「ミモザ!それにギブソンまで?!」


ハヤトはミモザの手に握手して、ミモザをギブソンを普通に床に落として握り返す。



哀れ、ギブソン



「久しぶりねー!元気にしてた?って・・皆揃ってまでどうしたのよ!?」

「あ、ミモザだ!」

「こんにちは、ミモザさん」

「・・・久しぶりだね」


それぞれの、個性溢れる誓約者達が挨拶をする。
それに答えながら、ミモザは空いている席に座って腰を落ち着けた。
・・・ちなみにギブソンはまだ気絶している。(放置続行)

ナツミはギブソンが枕を濡らす理由になるであろう、“オレンジシフォンケーキ”の
最後の1個を口に含んでミモザに笑いかけた。


「でも本当に久しぶりだよねー?一年ぶりかな??」

「そうね、私達も一応任務とかで走り回ってたからねー・・サイジェンドの皆は元気?」

「はい、リプレさんも皆、変わってませんよ」


その返答にミモザは嬉しそうに微笑んだ。
あんなにお人好しで、優しい空気を持つ人間はそうそういなくて。
変わらずにいてくれることがとても嬉しかった。


「そういえば・・どうしてここにいるの?旅行のつもりで来たのかしら?
何ならオネーさん、はりきって案内してあげるわよ?」


ミモザの問いに、ハヤト達は困った顔をした。
どうやら何と言ったら良いのかわからないらしい。


「・・僕達がここに来た理由は、ゼラムで妙な事があって・・それを調べに来たんだ」


トウヤの静かな声が、ミモザの眉を潜ませる。


「・・妙?」

「ああ・・実は数日前にゼラムに一回来ていたんだけど・・妙な気配と言うべきかな?
何だか、言葉では言い表すことの出来ない感覚を感じたんだ。
それでソル達も連れてここに調べに来たんだが・・」

「バノっぴーもいるよ」


ナツミの言葉にミモザは眩暈を覚えた。
どうか彼が余計な事件を起こしませんようにと、ささやかに祈ってしまうほどだ。


「それでソルさん達が近くの本屋で調べてるんですけど・・・ここらあたりに図書館とか。
そういうものはありませんか?ミモザさん」

「図書館はあるにはあるけど、一般市民向けでもあるから、召喚術や専門的な知識の本はないわよ。
でも・・私達の住んでる所に書庫があるから、そこを使ってもいいわ」


その言葉にアヤは嬉しそうに手を合わせて、にっこりと微笑んでミモザに礼を言った。


「ありがとうございます、ミモザさん」

「いいのよ、私達だってキミ達にお世話になっちゃったしね・・お礼くらいはさせてもらいたし」

「それじゃソル達を呼んでくるね!トウヤはここのお金払っといてー!」


ナツミはだーっと駆け出して、ソル達がいるであろう本屋へ向かった。
その足はまさに俊足。
彼女もやはり、まったく変わっていない。


「相変わらず元気ねーvv」

「はい・・ミモザさん達の周りで、何か変わったことはありませんか?」


アヤの問いに、ミモザはうーんとうなる。
色々なことがあったので、どこから説明すればいいのかわからないのだ。


「ミモザ?何かあったのか?」

「あー・・たくさん・・あったわ、ハヤト。頭痛くなるような事が立て続けに起こってね・・・」


まずは可愛い後輩達がある国の軍隊に狙われている事。
その次に召喚師達が次々に行方不明になっている事。
悪魔達が急激に増えて行っている事。


(・・そして・・)



ラウル様に聞かされた、の事



(ネスティのためとはいえ・・あの派閥に乗り込むなんて本当にスゴイ子だわ)


師範は言わなかったが、彼女のことだからきっと、何か騒動は起こっただろう。
何となく感じてはいたのだけれど・・彼女はどこか、不思議。


・・不思議な、人。


「取り合えず大変だったんだなー・・ファイト、ミモザ!」

「(ファイト?)ありがとハヤト・・でも貴方達が来た妙な気配って?」


アヤは途端に俯いた。


「アヤ?」

「・・気配はゼラムで、そしてサイジェントでも、不思議なことが起きたんです」

「?」

「・・泣いてしまったんです」


泣いてしまった?
アヤが、泣いたと言うことか?
しかし、泣くなら誰だってある現象で・・・。


「誓約者である俺達4人が、泣いたんだ」

「・・え?同時に?同じ時刻に??・・何で泣くの?」



何故?



「・・誰かわからないけれど・・でもとても悲しくなったんです。
思わず助けを呼びたくなるほど、すごく重たい、苦しい衝撃が来て・・・。
私達をそういう気持ちにさせる人がいるんです。私個人じゃなくて、私達を」

「・・涙が、止まらなかったんだ」


ハヤトの俯いた表情にミモザは少し驚いていた。
彼らの精神と共鳴したと言うことなのか?
それとも・・共鳴させるほど強い想いと繋がりがあるのだろうか?


リィンバウムの・・・4人の<エルゴの王>達に。


「でも、一番最初に気配を感じたゼラムに来ても、何も感じなくなってしまった」

「トウヤ、何処で感じたかわかる?」


トウヤは少し考えて、窓から見える建物を指差した。
そこはどっしりと構えている・・派閥の建物。


「一昨日の・・前くらいかな?あそこから感じたんだ」

「あそこは私達の派閥の本部よ、あそこに感じたの?」


トウヤはコクンっと頷いた。
ミモザはテーブルを眺めながら、しばし考え込む。



派閥の総帥に共鳴?

だがもう感じなくなていると彼らは言う

一昨日の前・・・その日は確か・・・



ふっと浮かんだのは、の後姿。



(え?)


ミモザはばっと顔を上げる。
それにハヤトはかなり驚いたよな表情とリアクションを見せる。


「み・・ミモザ?!」

「ねぇ・・その人の姿って・・わかる?ホラ、特長とか」

「えー?えーと・・一瞬だけど・・俺が見たのは女の子だったけどー・・・?」

女の子ぉ?!年は?顔は?!服装とかは?!?」

「そ、そこまでは見えなかったよ!一瞬だったし・・」


ハヤトは慌てて答えるが、ミモザは力が抜けたように、ストンっと椅子に座り込んだ。


「ミモザさん?」

「・・ううん、何でもないわ・・」



違う、わよね?

だってあの子はただの女の子なのよ?

召喚術だって扱えない・・・



ミモザはタイミング良く、優しげな表情のラウルの言葉を思い出す。



“そういえば、小さな召喚獣を連れておったぞ、どうやら彼女の護衛獣らしい”




護衛獣



つまり、彼女が召喚したということになるのか?



(・・・・・・魔力なんてまったく感じなかったのに?)



初等だけれどもあの子が護衛獣召喚という術を使った?

魔力のカケラもなかったのに?



「・・ミモザ?」

「もしかしたら、私の考えている子かもしれない・・」

「え?」

「貴方達と同じように、<名も無き世界>から召喚されたらしい女の子が・・いるのよ」


トウヤはガタンっと立ち上がる。
ハヤトも真剣な表情を浮かべ、アヤは静かに胸の前に手を当てる。


「・・でも一応、しばらくここで調べた方がいいわ。まだあの子と決まったわけじゃないし」


あの子だったとしたら、あの子に何かあるということになる。
しかも誓約者絡みだ、事態は深刻、・・そう簡単に結果を出すことなんて出来ない。
少しは調べる必要がある。


「・・・そうだな・・、しばらくここに滞在してもいいか?」

「もちろんよ、トウヤ。部屋はたくさんあるから好きなだけ使うと良いわ」


そうしてミモザはギブソンを(無理矢理)起こして、ハヤト達をギブソン邸に案内した。




・・余談だが、“オレンジシフォンケーキ”と食べ尽くした客がナツミ達だとギブソンにバレたのは。
彼らと出会って三時間後のことだった。






さようなら、私の“オレンジシフォンケーキ”・・・













NEXT


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後書き

第42話をお届けさせて頂きました。

久しぶりの修正です〜。
修正前と恐ろしく展開が変わってきたような気がします。
マグナのご先祖ドラマCDを聴いてで随分と変わってしまうかもしれない・・過去話が!!(ヒー)

ネスはもう貴女にメロメロです。(う わ ぁ !)
修正前の、ネスとアメルの会話は意味のない小難しい話だったので何も面白くないなと思い、修正すればあんな感じになりました。
・・・・・・・・・・・・・もっと面白くないですね!ゲフッ・・!!(吐血)

レイム、ついにやりました。

アーンvvというシチュエーションを狙ってたみたいです。

寧ろ私が狙ってました!アッハー!!(何)
そして修正前と違いますね、ヒロインがレイムが好きなのは別の人だと、指摘してます。
しかし、指摘したつもりなのに逆に好かれたようです、何でだ!
ここ辺りでもう本当・・変わってきてます・・・!
レイムVSシオン・・な感じもほんのり入れてみたのですが、私には修業不足でした・・!
手裏剣と竪琴が舞うバトルでもさせたかった気分でしたが、まだシオンが忍だと大っぴらにバレてませんし、
レイムも・・・・・・・・・・竪琴で戦うなよ、と言った感じですし・・・・・・・・。(苦笑)

ハヤト達もどんどん近づいてきてますね!彼らが出会うのはもう少し後です。
・・しかし、私はどうやらギブソンを誤解しているようですね(笑)

それでは、ここまで読んでくださった方々に最大の感謝を。


2002.2.17

2004/6/4大幅修正